インフルエンザは乳幼児から高齢者まで幅広い年齢層の人が発症する感染症です。かぜと区別がつかない軽い場合もありますが、高齢者、低年齢者、慢性の病気を持っている人は注意が必要です。毎年、世界中で流行がおき、わが国でも75万〜100万人程度の患者の報告があります。流行は11月上旬頃から散発的に発症し、1月下旬〜2月上旬にピークがあり、4月上旬頃までに終息します。感染経路は飛沫感染で1〜3日程度の潜伏期を経て症状発現となります。症状は急な発熱、頭痛、腰痛,筋痛、全身倦怠感、咽頭痛、咳、鼻汁などです。
インフルエンザの予防
手洗いやうがいの励行、規則正しい生活で体調を整えておくことはもちろんですが、積極的な予防法としてはワクチン接種があります。インフルエンザワクチンは流行が予想される株を使用して作られたワクチンです。生きたウイルスが入っているわけではありませんので、接種したことが原因でインフルエンザを発症することはありません。ただし、全ての人に効くわけではないので、自然感染して発症する可能性はありますが、症状は軽くて済みます。また高齢者、ハイリスク者への接種は合併症を減らし、死亡に関する有効率は80%と言われています。ワクチンを接種した場合も規則正しい生活に気をつけてください。
インフルエンザの治療
以前は他のかぜ同様、対症療法の薬で診ていましたが、皆さんも御存知なようにインフルエンザに効果のある薬が使用されるようになりました。この薬は早期にインフルエンザと診断された人に投与されます。
【インフルエンザの検査】
インフルエンザの疑いのある人の鼻、のどの粘膜を綿棒でこすって採取したものを診断キットで検査し、結果を判定します。
ちょっとおかしいかなと思ったら早めにかかりつけ医にご相談してください。 |